性能試験
(自社および外部で行われたスパイラル杭の性能試験の一部を公開します)
1.材料試験 |
平成14年、熊本県工業技術センターにおいて、スパイラルの材料試験を実施しました。 JIS規格に沿って引張試験を行い、SS400のスパイラル杭の許容応力度を指標しています。 |
結果:スパイラルの引張強さは440~460MPa(SS400母材の引張強さ400MPaと同等)。 なお、鋼材もJIS規格に基づく鋼材検査を合格したもののみを使用しています。 |
2.耐用年数 |
スパイラル杭は溶融亜鉛メッキ2種HDZ55によって防食されています。 耐久性については株式会社富士金属にて亜鉛溶融めっきのJIS規格試験結果を行い、製品の耐用性を実証しています。 |
結果:めっき量と「鋼道路橋・防食便覧」の年間腐食減量値と照合したところ、スパイラル杭は一般環境で50年以上の耐用年数は有することがわかっています。 また、杭や台座の設置位置は土中や水中であるため、大気の影響を受けにくく、一般的な上部構造物より腐食に対する耐用年数も上がることが期待されます。 |