施工方法
1)施工概要
スパイラル杭を基礎杭として用いる場合の施工方法は、人力、小型杭打機、もしくは重機(バックホウ等)を使用し、杭頭部に専用のアタッチメントを取り付け、打撃またはオーガによる回転圧入方式で打設します。
スパイラル杭の特性を最大限に活かすには、地盤を乱さないで打設することが肝要ですが、乱した場合にはセメントミルクを注入しながら打設することにより、その効果を十分に発揮します。
2)施工方法区分
施工方法と杭径・杭長による区分を表1に示します。
表1 施工区分
スパイラル杭 呼径(mm) |
杭長(m) | 人力打設 | 小型打設機 | 重機打設 |
50 | 1.0未満 | ◎ | 〇 | × |
50~75 | 0.50~1.50 | △ | ◎ | 〇 |
100~150 | 1.00~5.50 | × | △ | ◎ |